生きてこ!

急性リンパ性白血病(Ph+ALL)になって骨髄移植を受けました。これから人生の新しいステージです。抗がん剤治療や骨髄移植、その後の自宅療養の日々について、興味あることも織り交ぜて書いています。骨髄移植を受けた人間が治療を通して感じたこと、その後どんな生活をしているか、書き連ねていこうと思っています。

家族のHLA型の検査費用が安く済んだ話

こんにちは、ひららんです。

これから身内でHLA型を検査する可能性がある方に、ぜひお伝えしたいことがあります。とはいえこれはあくまでも私の場合なので、どの病院でも同じかどうかは分かりませんが、もしかしたら検査費用がかなり安くなるかもしれません。可能性の話として、ぜひご紹介したいと思います。

骨髄移植をする=ドナーさんを探すということですが、当然ですが費用が発生します。私は最初、妹が検査を受けてくれて一人が一致、もう一人は不一致という結果になり、さらに一致した妹が詳しい検査でドナー欠格となってしまったため、骨髄バンクに登録することにもなりました。幸い適合する方がとても多かったそうで、しかも最初に検査に選ばれた5人の方の中から決まって無事に提供していただくことができました。

HLA型の検査費用についてはかなり不安がありました。健康保険が効く気がしませんよね?

正解です。

まず、大学病院のような規模の大きい病院でなければ(おそらく造血幹細胞移植をする病院でなければ)、たいていは遺伝子型の分析センターに検体が送られ、そこで診断してもらうことになります。費用は一律で決まっているのかな? 検査期間が「特急」「普通」「のんびり」(本当にそういう名称ではありません)の3種類に分かれていて、急ぐほどお高くなります。記憶がうろ覚えで申し訳ないですが、一人3万円程度だったかと思います。これが5人とかになると合計10万円程度に割り引きされたように記憶しています。妹2人に検査してもらうということは、その2倍か…と頭を抱えました。

ところが、これが予想外に安く済みました。妹の旦那さんが「どうせなら大きい病院のほうがいいんじゃないか」と提案してくれて、近かったこともあって某大学付属病院に検査に行ってくれたのです。

そしたら、そこの先生と私の主治医の先生が直接電話で検査項目について話し合ってくださり(たしか「血清検査」だと聞いた記憶があります)、その結果「樋口一葉でたっぷりお釣りが来る金額」で検査ができてしまったんです。

妹から検査料の話を聞いたとき、「それ何か間違ってない?」「ちゃんと検査してもらえなかったんじゃない?」と実家の家族も私も総ツッコミを入れたのですが、それで大丈夫だったんです。

結果、最初に検査に行ってくれた妹のHLA型が一致したので、予想以上に助かりました。

後日、欠格の件が分かってもう一人の妹が検査に飛んで行ってくれたときも、同じ病院で同じように安い費用で済みました。年度が替わって検査の規定も変わったためか少し値上がりしていましたが、分析センターに出すことを思ったら格安で。

残念ながら2番目に検査を受けてくれた妹は完全不一致でしたが、2人とも私の病気が判明した時点で「私らがドナーになれるなら、使って!!」と(頼む前から)申し出てくれて。

結婚して離れて暮らすようになって長いけれど、家族の愛が本当に嬉しかったです。

骨髄バンクでコーディネートしていただいたドナーさんからは、ほぼ1リットルの骨髄液をいただくことができました。もし妹がドナーになってくれていたら、身長体重性別等の条件であまりたくさん採取できない状況になったと思います。その分、生着でトラブルが発生したかもしれません。

何が幸いなのかは、後になってみないと分かりませんね。

ちなみに、骨髄バンクのコーディネート料金も家計の状況に応じて段階別に免除制度があります。これから骨髄バンクに登録する予定で家計に不安のある方、ぜひ申請してください。

www.jmdp.or.jp